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一般の方へ

よくあるご質問

 

質問1:角膜提供をするのに年齢制限はあるの?

答え:ありません

角膜は、160年〜180年間、その機能を保つと言われております。献眼に際し年齢制限はありません。ただし、18歳未満の場合は、両親の承諾及び提供施設に置いて提供条件に可能かどうかの審議が必要になります。

質問2:アイバンクにドナー登録していなくても眼球提供は出来るの?

答え:出来ます。

近親者の承諾が得られれば、ドナー登録されていなくても献眼いただけます。

質問3:献眼したら謝礼はでますか?

答え:出ません。

角膜提供は善意に基づく無償の提供ですので謝礼は出ませんが、厚生労働大臣と京都府立医大アイバンクから感謝状が贈呈されます。

質問4:提供するとき、移植の相手を指定することは出来るの?

答え:親族優先提供が可能です。

優先提供できる親族は、配偶者(※1)・子供(※2)・父母(※2)とされています。
(※1) 婚姻届を出している方。いわゆる事実婚の方は含みません。
(※2) 実の親子のほか、特別養子縁組による養子及び、養父母を含みます。
またドナーとなりうる方が、生前に親族優先の意思を書面により表示しており、移植を受ける側も事前に移植希望登録されていることが前提となります。

質問5:献眼出来ない場合はあるの?

答え:あります。

いくつかの感染症により亡くなられた場合及び医学的に提供が困難な状況の時は、献眼いただけないことがあります。
詳しくは、ドナー適応基準をご覧ください。

質問6:アイバンクに連絡するのは死後何時間以内なら献眼可能?

答え:なるべく早くご連絡ください。

死後12時間以内が望ましいとされていますが、なるべく早くご連絡ください。

質問7:老眼でも提供できますか?

答え:できます。

老眼(遠視)や近視は、水晶体のピント調整能力や眼軸(眼球の奥行)の影響でおこるものです。角膜移植を待たれている方の多くは、角膜が光を通さない状況にあります。角膜が透明であればご提供いただけます。

質問8:白内障の手術を受けましたが、それでも提供はできますか?

答え:できます。

白内障や緑内障などの病気や、その治療のための手術を受けた場合でも、角膜が透明であればご提供いただけます。どなたからご提供された場合でも、ご提供後にアイバンクによって精密な検査を行い、移植に使用可能かを判断させていただきます。

質問9:癌を患っていますが、提供できるのでしょうか?

答え:基本的にはご提供可能です。(※ご提供いただけない場合もあります。)

基本的にはご提供可能です。ただ、眼内への癌転移がある場合や、白血病、悪性リンパ腫などの血液腫瘍の場合はご提供いただけません。

質問10:C型肝炎でも腎臓を提供できると聞きましたが、角膜も提供できるのでしょうか?

答え:残念ながらご提供いただけません。

角膜の場合、C型肝炎を発症している方、または持続感染者(キャリア)どちらからもご提供をお受けすることはできません。
角膜移植術によって、他の感染症等を、患者様に持ち込まないというのが原則です。

質問11:処置について教えてください。

日本の多くのアイバンクでは、全眼球摘出という方法で処置を行います。ご提供後の処置を清潔な環境で行うためです。
ご提供時には1時間30分ほどお時間をいただき、できるだけ元のお顔に近い表情に整えます。

質問12:提供後、顔が変わってしまうことはありますか?

ご提供の前の表情をしっかり確認させていただき、処置には細心の注意を払います。ご提供後は義眼を挿入させて頂き、丁寧にお顔を整えますので、外見上の変化はほとんどありません。

質問13:提供することによって、すぐに葬儀が行えないことはありますか?

献眼は、死後数時間以内に行われることが一般的です。ですので、何日もご遺体をお預かりしたり、葬儀の日程を遅らせてしまうということはありません。

質問14:登録した後でも、献眼登録を取り消すことは可能ですか?

答え:取り消すことは可能です。

献眼登録は、いつでも取り消すことが可能です。ご家族が反対されていたり、ご意思が変わられましたら、京都府立医大アイバンク事務局までその旨をご連絡ください。

質問15:家族が提供に反対しているが、私の意思だけで提供することはできますか?

答え:残念ながらご提供いただけません。

ご提供いただくには、ご家族がそのことを十分に理解し、了承されていることが不可欠です。ご家族の中に、お一人でも異論がある場合はご提供いただくことはできません。
日頃から、ご提供についてご家族で話し合い、「提供する」「提供しない」どちらかの意思を表示しておくことが大切です。