医療従事者の方へ
提供までの流れ
1.提供のご意思のある方がいらしたら
医療従事者
- 京都府立医大アイバンクにご連絡ください
090-3705-5115、070-6680-1010 (いずれも24時間対応)
- 場合によっては、角膜が乾燥しないように対応をお願いすることもあります
(患者様の目を閉じていただいたり、エアコンの風向きの調整など)
コーディネーター
- コーディネーターが何時頃伺えるかお伝え致します
- お電話で以下の情報をお聞きいたします
この時点でお聞きしたい情報
- 連絡者の氏名、施設名、所属(たとえば○○病院、○○科、〇階○○病棟など)
- 患者様の氏名、性別、年齢、患者様の状態、現病歴(特に眼科的疾患の有無)、感染症の有無
(HBs抗原、HCV抗体、HIV、HTLV-1、梅毒、敗血症等)
2.検視・病理解剖・献体がある場合
医療従事者
- 検視・病理解剖・献体がある場合、お知らせください
コーディネーター
- 検視の場合は、検視後に可能な限り対応いたします
- 病理解剖の場合は、その前後どちらに処置させていただくか等、調整させて頂きます
- 献体の場合は、左右どちらか一眼のみのご提供となります
※状況によっては、ご提供頂けない場合があります
3.コーディネーター到着後
医療従事者
- (特にありません)
コーディネーター
- ご指定場所に伺います
- ご家族にお会いする前に、主治医(担当の医師)や担当看護師などに提供希望までの経緯についてお話を伺います
この時点でのお願い
- カルテを見せて頂きながら正確な情報、検査データ等を確認させて頂きます
- ご家族のご様子、ご家族構成、キーパーソンなどお教えください
- インフォームド・コンセント(IC)の為の場所をお貸しください
- 主治医の先生もしくは看護師さんなどに公平性の担保のためICへのお立ち会いをご依頼する場合があります(ご家族様が献眼に対して相談しやすい環境を構築するためご協力下さい。)
4.提供のご意思のあるご家族への面談
医療従事者
- ご家族にコーディネーターを紹介下さい
- 可能であれば、コーディネーターの行うインフォームド・コンセントに立ち会っていただきたくお願いいたします
コーディネーター
- ご家族にインフォームド・コンセントを行わせていただきます
- 眼球摘出承諾書を作成いたします
※コーディネーターは、中立的な立場として、ご提供者、ご家族、提供施設、移植施設とも公平にかかわります
5.検視・病理解剖がある場合
医療従事者
- 摘出させていただける場所をご提供下さい
コーディネーター
- 摘出チームの状況に合わせて、その後の流れをご説明させていただきます
6.摘出
医療従事者
- (特にありません)
コーディネーター
- コーディネーターは、摘出の介助に入ります
- 摘出終了後、掃除、片付けをいたします
(摘出の際に出たゴミはすべて持ち帰ります)