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皆様からのお便り

移植を受けられた患者さんの声

感謝しきれません。本当にありがとうございました。このご恩を忘れずに、将来この子もどなたかのお役に立てるような人間に育ってくれるように、親として頑張ります。
[ 6歳男児のお母様 ]

ありがとうございました。いたくありません。ごろごろしません。目ぐすりをがんばります。
[ 5歳男児 ]

世界がとても明るくなりました。色合いまで見えるようになってうれしく思っています。あんなに苦しんだ目の痛みから解放されて、ようやく生きていくのに前向きな気持ちになれました。
[ 20歳代女性 ]

感謝の思いしかありません。仕事で使っていた薬品を浴びて目が見えなくなり、これからどうやって生きていこうか、妻と途方に暮れていました。先生から角膜移植の話を聞いて、まさか自分が移植を受ける側になるとは考えたことも無かったので、抵抗が無かったと言えば嘘になりますが、他に手立てが見つからないと聞いて決めました。明るく見えるようになって新聞が読め、ここまで回復できるとは正直期待していませんでした。このまま移植された目が自分の目になってくれることを祈るような気持ちです。
[ 50歳代男性 ]

ちゃんと目薬を続けて、頂いた目を大切にするとお約束します。
[ 40歳代男性 ]

献眼いただいたご家族の声

まさか母の目が移植に使えるとは思わなかったので、アイバンクにご連絡してよかったと思いました。こうして母の目を移植された方が順調に回復されているのを聞いてうれしいし、母も喜んでくれていると思います。
[ 90歳代ドナーの長女様 ]

どうしても四十九日の法要にお供えしたかったので、無理を言って感謝状を届けて頂いて申し訳ありませんでした。おかげさまで田舎の親戚もみんなすごいと言ってくれました。(献眼は)本人が若い頃からずっと望んでいて、私が子供の頃から聞かされていたので、無事に叶えてあげられて、冥土の土産にしてあげられましたから良かったと思います。
[ 80歳代ドナーの長男様 ]

(子供に先立たれて)ショックで言葉が無いとはこういうことかと思っています。でもあの子がこうしてカードに書いているのなら、親として叶えてあげないわけにはいきませんよね。自分たちは苦しんでいたあの子を救うことができなかった。辛かっただろうに。せめてあの子の(臓器提供の)望みを叶えてやってください。お願いします。
[ 20歳代ドナーのお父様 ]

父は胃癌で死にました。まだ信じられなくて、いまでも夢なんじゃないかと思います。でもママをよろしくとたのまれたから、男の約束を守ります。死んだらアイバンクに電話してもらえるように先生に伝えてくれと言われた約束は守れました。父の分もがんばって生きます。
[ 30歳代ドナーの中学生の長男様 ]

角膜移植に関わるみなさんの声

死に近づいていく患者さんは、痛みや恐怖や辛さというような負のものとの闘いが100%なのかと思っていたが、どうもそうでもないケースもあるらしいということを知った。死が到達点であり、移植を受ける誰かにとっては出発点なのは不思議だ。その出発点の方に気が向いていたAさん(仮名)は凄いと思う。そういう考え方は自分の中には無かった。考える機会をもらった気がする。
[ 京都府下病院 看護師 ]

私は臓器提供の意思表示カードに記入していて、できれば使ってもらいたいと思っていたので、こんな風に進むんだなということが経験できてよかった。畳の上で死にたいという患者様は多いので、最後まで住み慣れた家の畳の上でやってあげられるなら、きっと本人も喜んで下さるのではないでしょうか。経験する前と後では、今のところ自分の考えに変わりはありません。
[ 京都府下施設 訪問看護師 ]

我々は命を救うことには限界があるが、希望をかなえることは出来る。移植を受けた患者さんが回復されているのは、仕事の励みになる。
[ 京都府下病院 医師 ]

最後の数日間、Bさん(仮名)が(眼球摘出)承諾書の控えを毎日見ていて、病棟のスタッフや家族に何度も、よろしくね、ちゃんとここに電話してね、と繰り返し言っていたので、Bさんにとってはよほど重要なことだったんだろうと思う。それを希望にして毎日過ごしているように見えた。病院もこのような患者さんの声に耳を傾けていかなくてはならないと思う。
[ 京都府下病院 医師 ]

役立ちたいと入居者様が考えているなら、それを叶えられるようにしてあげるのも仕事だと思う。移植を受けた人が見えるようになって、Cさん(仮名)も喜んでいるんじゃないでしょうか。ご家族へも報告なさったのでしょう?喜んでおられたでしょうね、仲の良いご家族だったから。
[ 京都府下養老施設 スタッフ ]